チョコレートで鼻血は出るかの考察
今週のお題「チョコレート」
皆さんは子どもの頃に、チョコレートを食べ過ぎると鼻血が出るよ!って言われたことないでしょうか。おそらく一度は耳にしたことのあるこの言葉、果たして本当なのか様々な観点から考察していきたいと思います。
※以下はあくまで個人が勝手に考えたもので、科学的な根拠は一切ございません。
考察①_チョコレートを食べたいと思う時は鼻血が出やすいタイミングなのではないか。
まずはこの点から考えてみたい。
例えばサウナ上がりはビールが飲みたくなるし、サッカーを観るときは決まってコーラでしょ!という方は多いはず。
チョコレートにも同様に食べたくなる瞬間があるはずで、その食べたくなる瞬間が体調的に鼻血が出やすいタイミングなのではないだろうか。
ではチョコレートを食べたくなる時とはいつなのか。
そう、バレンタインである。
バレンタインとは言わずもがな、好きな男の子に女の子がチョコレートを渡す特別な日だ。
男の子はバレンタイン当日、いや前日からとてつもない緊張を感じる。
好きなあの子は誰に渡すんだろう、もしかしておれ?とか100000000分の1にも満たない期待を24時間にも亘り考え続ける。
授業中や部活の時には一切働かない脳もこの時ばかりはフル稼働。どんな状況で渡されても良いように様々なパターンを想定する。
登校中は正門前で女の子から待受されていないか、靴箱を開ける時はチョコが入っていないか、もしかすると机の中に?と言った具合に終日頭から離れない。
考えるのだ、一日中。
いくら若かろうと、これだけ一つの事に固執し考え続けると、身体にはかなりの負荷がかかっていることだろう。鼻血が出るのも至極当然である。
これを踏まえるとチョコレートは鼻血を出す原因であるように感じられる。
ただし、よく考えねばならない。
これまで描いた男の子のバレンタインデー時の負荷は全男性に共通するものである。
ということは当然チョコレートをもらえない男の子もいるのだ。
チョコレートを食べようが食べまいが鼻血が出るリスクはあるのだ。
さらに言えば、チョコレートをもらえない男の子の方が鼻血が出るリスクは高まる。
チョコレートをたくさん貰う男の子はおそらく朝一から貰うのだろう。
逆に言えば、チョコレートを貰えない男の子は夕方になっても貰えないのだ。
朝イチでチョコレートを貰えた男性と、期待をしながらも一日中チョコレートを貰えない男の子、どちらが精神的負荷が高いかは明白だ。
ということは、チョコレートを食べ過ぎると鼻血が出るよ。というのは間違いで、チョコレートを貰えないと鼻血が出るよ。が正しいことになる。
結論、モテない男にとってバレンタインデーは泣きっ面に蜂
考察②_チョコレートをたくさん食べることになるモテる男は鼻血を出すことはないか
考察①を踏まえると、いち早くチョコレートをゲットする男は鼻血を出さないことになる。
果たしてそうなのか考えてみたい。
おそらく朝一からチョコレートを貰うような男は、夕方までに何個ものチョコレートを貰うのだろう。そんなに沢山のチョコレートを一人で食べるとなると身体的負荷は計り知れない。身体に良くないのは間違いない。鼻血が出そうだ。
ということは、チョコレートを食べ過ぎると鼻血が出るよ!というのも信憑性が出てくる。
ただ朝一から夕方までたくさんのチョコレートを貰うようなイケメンが、一人で全てのチョコレートを食べるだろうかという疑問が生まれる。
女性にモテる男というのは見た目が良いだけではなく、内面も良いに決まっている。
おそらく恵まれない非モテのメンズに分け与えるのだろう。
そしてチョコレートを貰った非モテメンズからは憧憬の眼差しと共に生涯の忠誠を誓われることになるのだろう。
こうなってくるとチョコレートを食べ過ぎる機会は無くなるため鼻血を出すことにもならない。
逆に非モテメンズは沢山のチョコレートをもらったイケメンたちからたくさんの分けチョコをもらうことが予想される。
非モテメンズはたくさんのチョコレートを貰うことになる。男から。チョコレートを渇望している非モテメンズは体調何て気にせずに貰ったチョコに貪りつくことは想像に難くない。
そしてチョコレートを食べ過ぎた非モテメンズは身体的キャパシティを超えて鼻血が出る。
結論、非モテはやっぱり泣きっ面に蜂
考察③_非モテメンズが鼻血を出さなくて良い方法はないのか
考察③では非モテメンズの活路について考察することにする。
女の子からチョコレートを貰えないとストレスで鼻血が出る非モテ。チョコレートを貰えないからと、同情でイケメンから分け与えられた結果、食べ過ぎて鼻血を出してしまう非モテ。
いずれにしても今のところ鼻血を免れない。
泣きっ面に蜂何ておれはもうそんな結論は出したくない。
何か良い手立てはないか。
一つ心当たりがある。
家族の存在だ。
母親、お姉ちゃん、妹、親戚のおばさん。
チョコレートを貰えるチャンスは何も好きな子だけではない、貰えるなら誰だって良いはず。
そして家族から貰う場合、貰う理由は愛よりも情。
たぶんチロルチョコ数個程度だろう。
あんな石ころサイズのチョコレート数個程度なら食べ過ぎる心配もない。家族から貰ったチョコ何て感情の昂りもなく冷静に食べることも出来るだろう。
家族からチョコレートを貰うことによって、チョコを貰えないストレスによる鼻血、食べ過ぎによる鼻血を免れるチャンスが生まれた。
何てステキな世界。
やはり持つべきものはファミリー。
とても甘いチョコレート。
でもほんの少し涙で塩っぱいかもしれない。