惰眠を貪る男の因果

趣味(釣りやキャンプ)や興味のあること(資産運用や資格取得)、その他思いつくままに文章にするブログです。

変わってる!?我が家のお小遣い制度

家計管理は各家庭によって様々かと思います。

夫婦共働きでは、お財布をそれぞれで管理している場合もあるでしょうし、一括で管理していることもあるでしょう。また、どちらか一方のみが収支管理し、一方は全く把握していないといった家庭もあるかと思います。

ちなみにうちは実質の家計管理は私が行っており、私自身は毎月のお小遣いでやりくりをしています。ただ、一般的なお小遣い制とは少し変わった仕組みにしています。

今回はその少し変わったお小遣い制度についてご紹介させていただきます。

 

■お小遣い制度をご紹介する前に

我が家の状況がどういったものなのかを説明させていただきます。

これを説明しなくては、仮にマネしていただいた際に、夫婦喧嘩勃発の可能性があるためです。

 

私は現在、妻と二人暮らし、子どもはいません。

私は会社勤め、妻は週三回のパート勤務です。

基本的には私の収入で夫婦二人の家計をやりくりしており、貯蓄や私のお小遣いに関しても同様です。

私の収入から妻のお小遣いは出していません。

その代わり、妻が働いて得た収入に関しての使い道は、ほぼ全て妻が決定できるようになっています。

この「ほぼ」というのが今回のキモになります。

 

もう少し前提となる話をします。

妻は貯金・貯蓄が出来ないタイプの人間です。

あれば使ってしまう。そもそも目的もないままお金を貯めてどうするの?という考え方でした。

 

生活費の一部(食費・雑費)に関しては、二人で決めた固定額を妻が毎月引き出し管理することにしています。しかしそれ以上に引き出そうとすれば可能です。

給与口座(食費・雑費も含めたすべての生活費を賄う口座)から引き出すことにしているため、二人で決めた固定額以上の金額を引き出すことが出来るのです。

結果、二人で決めた固定額以上の金額が、毎月この口座から引き出されています。

そもそもの、固定額が足りないというわけではなく、余分なものやぜいたく品を買うことによって固定額を超えてしまっている状況です。

決まった金額で生活するという概念がなく、足りなければ引き出せば良い、というのが妻の基本的な思想なのです。

よって、私が毎月の給与、ボーナスといったトータルの収入、それを踏まえ支出がいくらまでであれば問題ないかをこっそりと計算している状況となっています。

妻に毎月のように指摘すると逆切れされるので、日々こっそりと確認し、収支がやばそうな時には、収支予測を説明するようにしています。

 

■少し変わったお小遣い制度とは

前置きが長くなりましたが、いよいよ本題です。

前述のとおり、妻が稼いだお金は基本的には妻が管理することとなっていますが、放っておくと、収入をすべて使ってしまう恐れがありました。

そして自分の趣味により多くのお金を使うため、より稼ごうと仕事をする頻度を増やし、結果として家庭のことを疎かにする可能性がありました。

よって、妻がやりたいと言い出した際に、一つ条件を提示しました。

「妻が稼いだお金は妻の好きなことに使って良い。ただし、使ったお金と同額を私にお小遣いとして渡すこと」

権限は妻にありつつも、①妻の無駄遣い抑制、②小遣い稼ぎに集中されないようにすること、③妻が何かに使った際には私のお財布も潤うと、すべての懸念点をクリアした、とんでもなくナイスなアイデアなのです。

 

※〇〇を買ったから、〇〇円渡すね。といった具合に、妻からの自己申告に基づき、妻が使ったお金の同額をもらっています。私から求めることは一切しません。

※私自身は、私の給与から出ているお小遣いと、妻からもらうお小遣いの2種類があることになります。前者は生活費(昼食・飲み物)、趣味(たばこ・お酒)のひと月にかかる金額をもとに設定しています。

※妻からもらったお金は基本貯金、投資に回しています。

※妻は仕事をしないとお小遣いがないように見えますが、私でいう趣味の部分(妻でいうとお菓子代)は食費として管理しているため平等と判断しています。

 

■この制度を導入して

これを導入して五年程。

今のところ、妻も納得してくれているようで、自己申告にて私にお金を渡してくれています。がちがちに縛らない、というのが功を奏しているのではないかと。

妻の収入と現在の貯金額は私は知らないので、すべてを申告してくれているのかはわかりませんが、そこは曖昧なままで良いと考えています。

また、申告してくれた際には、全部を受け取らなかったり、一部は返したりと時々に応じて柔軟に返答しています。

 

 

妻が友人にこの制度を話すと、なんでそんなことしてるの!?損しかないじゃん!みたいなことを言われるようです。

まじで迷惑なのでやめてください。

妻が損するように見える制度になっているのは、間違いなくその通りだと思います。

でもあなたは知っていますか?

もともと私の扶養の範囲内で働けるように週2でパートに行っていたのに、家にいても暇だから週3で働きたいと言われ、週3で働いている今、扶養から外れであることを。

そして、仕事して疲れたといって家事をあまりしなくなったことを。

加えて、仕事の愚痴を聞かされる頻度が増大したことを。

また、扶養から外れる程に妻が働くというのは、税金が増えるにも関わらず、妻の小遣いが増し、結果として支出が増えるということ。

金銭面、私の負荷も踏まえて発言をしていただきたいのです(><)

 

妻の性格を知る友人は、このブログを見てもらえれば、私の考えを理解してもらえると思う。ぜひ見て頂きたい。

 

そして、相手の浪費が気になるといった悩みを抱えているあなた!

そんなあなたにこのアイデアが届くことをお祈りしています。