君の想いは届かない
タイトルは恋愛か!?って感じですが、今日は真面目な仕事の話です。
ここ数日仕事をやっている中で、すごく気持ちの良くないなと感じることが多発しています。
様々なシーンで「うわあ」「なんでやねん」ということが起きているのですが、共通しているのはコミュニケーション。向こうが言いたいことが理解できない。もしくはこちらが言っていることを理解してもらえないということ。
社会人になって10年以上。
これまでにも、コミュニケーションエラーはいろいろとありましたが、最近実感することは減っていました。でもこの数日は劇的に増えたのです。
このブログを始めたきっかけの一つに、自己表現を的確に出来るようになるという理由があるので原因追及したいと思います。
ということで、まずは私自身が思う自身のコミュニケーションにおける課題感を棚卸してみたいと思います。
1.コミュニケーションにおいては相手の言いたいことを理解する能力。
2.自分の伝えたいことを適切に表現する能力。
ポイントとしては、この2点に大きく分けられるかと思います。
またさらに、
1.については、①聞く力、②読解力
2.については、①文章力、②伝達力
に分けられるかと考えます。
ということで順に考えていきます。
1.①の聞く力不足について
要改善の認識があります。
私の性分はせっかちです。相手が結論から言わない場合、途中から話を聞かなくなる、もしくは、「こういうことですよね?」と、結論を断定的に決めつけようとします。
1.②の読解力について
特段の問題はないと認識しています。
私の担当する業務は、専門性の高い、高度な知識を持たないと成り立たないような業務ではないので、一般的な国語の能力があれば問題はないはずです。
昔から小説を読むのは好きですし、学生時代の国語の成績は決して悪くありませんでしたので特にこの点に関して課題感はないと思っています。
2.①の文章力について
大きな問題はないと認識しています。
私の仕事は資料の作成・発信が主な業務です。発信にあたり、部内の決裁を取るにあたっても、文章表現についてどうこうと指摘が入ることはあまりありません。
でもブログで書くことを練習する位なので文章が上手いわけではないと思っています。
2.②の伝達力について
要改善と認識しています。
私は要らぬことまで思考を巡らせ、問題をややこしくする傾向があります。このせいでよく妻に怒られます。起こる可能性の極端に低いことまで考えを巡らせて、それを相手に伝えることで、なんやねんこいつと思われてしまうのです。その点は聞いてないねん、私が言ってるのはそこじゃなくて、ここやねん!と。
そしてよくケンカになります。
私の言い分は、ざっくり言うと、「お前の考えは浅はかだ!」
妻の言い分を、ざっくり言うと「余計な助言はいらんねん」
お互いのニーズが完全にアンマッチな状態です。
さて、簡単ではありますが、1.①~2.②までいったん自身を棚卸してみました。
ボトルネックは何か、私の中ですでに明らかになりました。
そもそもの、もやもやに立ち返ります。
今もやもやとしているのは、「何で理解してくれないの!?」という思いが強いのと、なんでこんなに「何度も同じことを聞いてるのに伝わらないの!?」ということ。
明らかに2.②に起因しています。
1.①にも課題感はありますが、今回気になっている事象は、相手が言ってることを聞くというのは問題ではありません。
相手が言っていることを何時間も聞き、それを踏まえて、「あなたの言いたいことはわかりました。でもこの観点で検討のモレがありませんか?」もしくは「あなたの言いたいことはわかりました。改めて整理するとこう切り分けることはできませんか?」といった提言を私がするというものです。
なので、1.①は今回のもやもやの直接的な要因ではありません。
一方、2.②の振り返りにあてはめ、「お前の考えは浅はかだ!」と言っているように相手に感じられるのはすごくしっくりきます。
今回もやもやした件についていうと、私は相手が望む施策を通すために、具体的に実施したいことを聞いたうえで、解決策を提示したいだけなのです。なのに全然相手に響かない状況にもやもやしているのです。
私は意図せずして、相手の自尊心を傷つけたことになっているようです。。。
嗚呼、決してそんなつもりはないのに。
相手には「やりたいことは私も達成させたいのです」「そのために色々とお聞きしているのです」と言って配慮していたつもりでしたが、相手にとっては全く響かない言葉だったということがわかりました。。。
でも原因を特定して終わりでは意味がありません。
今後、どう対応すればこの問題がクリアになり、お互いに気持ちよく業務を遂行できるか、その解決方法を見出さなければいけません。
今回の件に関してのやり取りを振り返ると、私は相手がやりたいことの全ての内容を1から10まですべて確認しました。これは実現するにあたり、必須の条件だと考えていました。
抽象的な表現なのでイメージしづらいと思うので、妻から「海外旅行に夫婦で行きたい」と言われた場合で例えると、
「海外っていろいろあるけど具体的に行きたい国ってある?」
「その国の言葉を二人とも話せないけど日本語が通じない場合の対応はどうする?」
「何月何日に何泊くらいで行きたい?」
「行きたい日の天候が悪い可能性も考えられるけど、その場合どうする?」
「行った先で何をする?」「朝昼夜のゴハンは何を食べる?」etc
といった具合です。
書いてて思いました。こんな夫、私が妻の立場なら絶対嫌です。
私が理想とする夫なら、妻から「海外旅行に夫婦で行きたい」と言われたら、
夫「どこに行きたい?」
妻「ん~、オーストラリアかな」
夫「いいね~、今日本は寒いし、あったかいオーストラリアはナイスチョイスだ!オーストラリア行ってやりたいことはあるの?」
妻「ん~、せっかくだからエアーズロックにはいきたいな~。オペラハウスも見たいかも」
夫「なるほど。名所観光ということだね!おれも行ったことないから名所巡りして二人の思い出をつくろう。でも一つだけおれのやりたいことも言っていい?」
妻「何?」
夫「夜は一緒のベッドで寝たいな」
妻「も~バカなこと言って!・・・・当たり前でしょ♡」
これです!!
少し話題がそれた感じもしますが、こういうことだろうなと思います。
何が言いたいかというと、相手にすべてを説明させるのではなく、相手の意向をある程度想像した上で、その解決策(思っていることを引き出す)をこちらから言ってあげる(明文化する)ことかなと。
今回の件ではある程度、口頭で内容を確認した上で、こうすればどうでしょうといったやり取りはしていたのです。でもいったんその口頭でいってもらった内容を文章で提出してください。であるとか、その提出された文章に対して、こういった表現でどうしょうか?と相手のアウトプットで気になった点をこちらで強制的に修正をかけようとしたのです。
もしかすると、はじめから私が相手から聞いたうえで、文章にまとめてみるので、その内容の確認をお願いします。と言えれば良かったのかもしれません。
今後はこういった点も踏まえ、相手の意向確認や決裁手続きを取りたいと思います。
たぶんここまで読んでくれた方は、実際のやり取りも分からない、かつ私のつたない文章の中、「なんそれ!」とZAZYばりの感想を抱いていることでしょう。
でも私の中では、文章にすることで、今後やるべきことがある程度明確になりました。
ブログに感謝です。
明日からまた初心に戻って、誠実にコミュニケーションをとりたいと思います。
最後に、一言だけ言わせてください。
おれ35歳、相手40over。
「ホンマは真剣に物事考えるべきは高い給料もらってるそっちやぞーーー!!!何でもかんでも甘えるなよーーー!!!!」
ありがとうございました。